久々の更新のJBです。
最近学生時代の友人と月1で日帰り旅行に行くことが多いのですが、
先週散々な珍道中を体験しましたので今回はそのお話を・・・
山梨県にある秋山温泉というところの温泉スパに行ってまいりました。
実は前回の旅行で年中無休の温泉が私たちが行ったときだけ
臨時休業になっていたという椿事に出くわしたので今回は十分に下調べをし早めに到着。
今回は温泉ゆっくり堪能できました。
さて、せっかく山梨に来たので名物のほうとうなどを食べて帰ろうかという話になったのですが、「ちょっと時間があるからこの付近にある『精進ヶ滝』ってところ見てみようか?」と友人が提案したので「よし見に行こう!」ということになりました。
・・・・・・この判断が命取りになろうとは、この時点では知る由もなく・・・・・・
車で早速その滝を目指して向かったところ、滝へ向かう道が交通規制で通ることができなくなっていました。この時点であきらめればよかったのですが、交通規制の告知の看板のところに迂回路の地図を見つけてしまいました。「まだ時間あるしとりあえず行ってみようか」ということになり早速その迂回路に向かいました。
・・・・・・この判断が命取りになろうとは、この時点では知る由もなく・・・・・・
さてその迂回路に向かったところ、資材などの工場の敷地内を通るような道でおかしいなと思いつつ、そこを抜けると田園風景になりました。しばらくいくと山の入り口に差し掛かりやっと滝に向かう道についたのですが・・・・・・道が狭い・・・・・・車一台通れるくらいの車幅でガードレールなし、対向車あり。まー田舎だからかな〜とまだこの時点で危機感なしでした。・・・・・・しかししばらくすると対向車はなくなり、そして舗装されていない砂利道に・・・嫌な予感がしたので、引き返そうと提案したのですが友人の「せっかく来たから」の言葉に流されてそのまま前進・・・・・・
細い材木をいくつか並べて片側の岩を支えている山道・・・
交互する舗装された道路と砂利道・・・
左右に鬱蒼と木々が増えはじめ暗くなる林道・・・
落石の目立つ道には野生のサルが出てくる始末・・・
いったいワタシタチはどこを走っているのでしょう・・・
気がつけばなくなっていく余裕のあった時間・・・
迂回路を1時間近く走って滝への入り口に到着したのは夕方の5時半でした。
滝までの案内板を見ると一番上の滝を見るのに片道30分の山道を歩くと書いてある。
・・・・・・え、今来た道を戻る頃には何時に??
「とにかく行けるとこまで行ってみよう」、といういまだ反省をしない面々は滝を目指して前進。・・・・・・ところが、この道も迂回路に負けないくらい容赦ない道で、しばらくいくと岩岩岩・・・上る階段の角度は尋常じゃなく、道案内はちいさな方向指示の看板と岩に書かれた赤い矢印・・・6時を回りさすがにまずいと感じた面々はようやく断念・・・・・・
あ、でも二の滝というところまでは行きました。証拠です。
さて、何もかも手遅れな面々は行きより危険な夜道の迂回路へ・・・
車のライトをハイビームにしてもまったく先が見えません。
そして野生のサルも行きよりも増量で登場!
しかし人間慣れとは怖いもので行きよりもなぜかスムーズに悪路を走行。
ようやく、迂回路を抜け人里に戻ろうしたそのときに前方に何かを発見。
・・・・・・鹿!?野生の鹿の登場でした。こんな状況で一同が一番に思ったことは、
「デジカメもってくればよかったー
」でした。
暗い山道で携帯のカメラでどうにか撮ろうと悪戦苦闘している面々を尻目に
鹿は去っていきました。
そんなこんなで考えなしの面々の珍道中は終わりました。
せっかく温泉でさっぱりした体を山道で汗だくにしたまま帰途につきました。
あ、ちなみにほうとうは結局食べられず夕食はインターでカレーでした。
・・・・・・大人なのにいまだに学生気分な旅を満喫したJBでした。
くれぐれも皆さんは旅は計画的に・・・・・・